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ビジュアルプレゼンテーションに関する良書といえば、ジーン・ゼラズニーの"Say it with chart"と"Say it with presentation"が有名ですね。これらは、単独でも大変参考になりますが、2冊を組み合わせることによって、ビジュアルプレゼンテーションの参考書としての効果を発揮すると思います。

"Say it with chart"では、まず「伝えたいメッセージ」(例えば、「小児科の医師は少ない」など)を決めます。そして、そのメッセージの「示し方」(例えば、「小児科の医師数は全体の○%に過ぎない」など)を決めます。最後に、チャートの「形式」(この例では、パイチャート(円グラフ)になります)を決めます。

この極めてシンプルなプロセスによって、伝えたいメッセージをチャートというビジュアルメッセージに変換することができるのです。

しかし、これだけでは、一つの事実を明らかにしただけに過ぎません。プレゼンテーションでは、複数の事実を組み合わせてある結論を導き、かつ聞き手に納得してもらう必要があります。せっかく時間をかけて導き出した結論も、ターゲットとしている相手に伝わらなければ、全く意味のないものになってしまうからです。

ゼラズニーのもう一つの良書である"Say it with presentation"では、さまざまな制約のあるプレゼンテーションの場で、「結論」を効果的に、かつ感動的に伝えるための技術を教えてくれます。

プレゼンテーションの技術に関しては、このゼラズニーの著書が「決定版」であると考えていましたが、マイクロソフト社が大変参考になる記事を公表していたのでご紹介します。

同社のプレゼンテーションソフトである「パワーポイント」に関する記事であり、ご覧になった方もいらっしゃるのではないかと思います。「顧客を感動させる、提案・プレゼンの活用ポイント」というタイトルなのですが、「右脳」と「左脳」それぞれの機能・役割という観点から、プレゼンテーションを構成する「要素」をどのように利用すべきなのかということを説明しており、大変説得力があります。

この記事を読んで、右脳も左脳もどちらも「満足」させてあげることが重要なのだということを改めて納得してしまいました。

関心のある方は、是非ご一読ください。
たいへん為になりました。ありがとうございます。

「聞いたことは忘れ、見たことは覚え、したことは理解する」という中国のことわざがあるということを最近聞いたのですが、さらに「感動したことは始められる」と続くんですね。
【2008/05/01 Thu】 URL // ハチダイ #- [ 編集 ]
感動は、伝えられる必要があると思いました
パブリシヴァの松浦です。ハチダイさん、コメントありがとうございます。
中国のことわざ、大変、納得しましたが、さらに、ハチダイさんの「感動したことは始められる」に大いに同意します。
感動は、行動に結びつくだけでなく、さらに「人に伝えたくなる」という連鎖反応を引き起こすと思いました。感動の連鎖、そのためにも、人に効果的に、かつ感動的に伝えるスキルを身に付ける必要性について改めて実感しました。
マーケティングでは、「不安を引き起こし、消費を生み出す」という、いわばテクニック的なことを学びます。例えば、「みんな使ってますよ、乗り遅れますよ」といったものもその一つです。
感動によって生み出される消費は、この「不安マーケティング」の真逆を行くものです。つまり、他人に先んじようとする消費ではなく、他人に伝えたいというポジティブな良循環を生み出します。
こうした点から、多くの人が「感動マーケティング」を研究することが重要ではないかと思いました。
【2008/05/02 Fri】 URL // 松浦 年洋 #- [ 編集 ]

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松浦 年洋(まつうら としひろ)
パブリシヴァ マネージングディレクター
立教大学社会学部卒。1969年生まれ。豪州ボンド大学MBA(在籍中)
1993年船橋市役所入所。総務部職員課にて公益法人派遣制度の導入等に従事した後に厚生労働省(医政局指導課)出向。厚生労働省では、主に医療法人制度の見直しを始めとする医業経営改革に従事し、病院PFI、医療機関債の創設、病院会計準則の見直し等を経験。船橋市役所復帰後は、人事評価制度の見直し、お客様の声データベースの構築等を経て、船橋市が平成20年開院を目指し整備を進めている「船橋市立リハビリテーション病院」の運営企画業務を担当。平成19年4月より企画部企画調整課 副主査。

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