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本日のNHKスペシャル「大返済時代〜借金200兆円 始まった住民負担〜」を見ました。ご覧になった方は、恐らく「憤り」、あるいは、将来への「不安」といったことを感じたのではないでしょうか。
同番組を見て、正直なところ言葉がありませんでした。

「誰がこの責任を取るのか...」
「誰が、今後の自治体経営に責任を持つのか...」

自治体の経営に関わる人は、すべからく住民の生活に責任を持たなければなりません。当たり前のことではありますが、自治体経営の場合、「その職を退いた後でも」という、「おまけ」がもれなくついてきます。
同番組で問題視されていた「借金」がまさに、その「おまけ」といえるでしょう。自治体の借金は、世代間、あるいは受益者間の公平性を確保する、との「甘い言葉」のもとに、将来的な返済可能性について厳格な検討がなされることなく行われていることが多いのではないでしょうか。

その結果として、後世代において、その「ツケ」を負担せざるを得ないことになるのです。

自治体が借金をするためには、制度的には、都道府県、あるいは所管省庁との協議(従前は許可)が必要となります。さらには、歳入予算等として議会のチェックも受ける必要があります。担当者を始めとして、多くの人が借金をすることについて関わっているのです。

こうした中で、誰一人として将来的な返済可能性という点についての疑問を持たなければ、あるいは疑問を持ったとしても、その是非についての真剣な議論が行われないのであれば、この仕組みそのものの「欠陥」があるといわざるを得ないでしょう。この点で、多くの人が「当事者」として、この問題に取り組む必要があると考えます。

財政債権団体等の可能性のある自治体にとって、現状で採りうるオプションは、「とにかく借金を返す」ということでしょう。そのために住民に負担を求めるのであれば、将来的な返済計画を住民に明確に示し、「誰が」、「何をすべきか」ということを明らかにしなければならないでしょう。

自治体関係者は、多くの人から「アイデア」の提供を求めるべきです。パブリシヴァでは、求めがあれば、可能な限り、もちろん無償で自治体の再建に協力したいと考えています。

ぜひ、ご相談ください。

※パブリシヴァへのご相談は、こちらまで。
突然のコメント失礼致します。
NHKスペシャル「大返済時代〜借金200兆円 始まった住民負担〜」

私達の住むこの小さな町が、全国でここまでハッキリと名前をあげられた事により、私は更なる不安と憤りを感じています。
既に1年程前から、新聞等の報道で、全国でも上位にランキングされた事により、町民の不安は高まっていたのですが、町役場からの詳しい説明は無く、町の機関誌でのお知らせ程度でありました。
今回、NHKの取材がきているとの噂があった頃になり、ようやく町長をはじめ役場職員からの説明会(役場は座談会と称し)が各地区で行われました。放送中にあった映像はその最終日の模様でした。
私もその場に居たひとりです。
放送にはありませんでしたが、その場に集まった住民の中には、もっと辛辣な言葉を発した人もいました。

自治体に借金があれば、町民の協力も必要である。
それは解ります。
しかし、この町の人々の感情は、ただその報告だけでは簡単に納得出来ない理由があるのです。
特別会計であった下水道事業は正しく施行されていた公共事業であったのか。
黒い噂。少し詳しい町民であるなら、皆が知っている事があります。
それは今ここで記述するには余りにも見苦しいので控えます。
ここに至るまでの新聞等の報道の前後には、町議会議員の失職などという議会の失態もありました。
町民には、町長を含めた町議会、町職員に対する不信感があるのです。
町民へ謝罪し、協力を求めても簡単に納得が出来る筈のない想いが、そこには確かに存在するのです。

見苦しいコメントを記述致しました。大変申し訳御座いません。
【2008/04/23 Wed】 URL // 長洲町民です #FzSfaC1I [ 編集 ]
コメントありがとうございます
パブリシヴァの松浦です。町に対するやるせなさ、憤り、こうした感情をお持ちになることは、当事者ではない私でも想像に難くありません。
私自身は、自治体の仕事に携わる立場として、住民の方との信頼関係の確立、そのための情報の積極的な開示、また当然のことですが、私利私欲ではなく住民の方の利益ということを忘れないようにと、できる限り戒めるようにしています。
本エントリーでは、借金に当たって多くの人が関わっているということを指摘させていただきましたが、当然のことではありますが、この過程において住民の方が関与する余地は基本的にありません。したがいまして、町がどのような広報をしていたとしても、その結果を住民が負うということは甚だ理不尽なことであると考えています。

コメントでは、町に対する不信感について言及していただきました。これまでの経緯等について、十分に理解していない私が軽率にコメントすべきではないとは思いますが、住民の方と町との間で不信感、あるいはしこりのようなものがある以上は、まずその点を解消することが次へのステップでなければならないように思います。

私が何か住民の方にご協力できることはありませんか?ご連絡をいただければ、ぜひご協力をさせていただきたいと思います。
【2008/04/23 Wed】 URL // 松浦 年洋 #- [ 編集 ]
ご返信恐れ入ります。
ご親切なご回答に、驚きと感謝の気持ちです。
お見苦しいかと思いますが、再びコメントをさせて頂きます。

私には一部の町民だけが知り得るその噂により、行政を信じられなくなってしまった人達の話を聞く機会がありました。
http://www4.rocketbbs.com/741/nagasu.html
http://hidebbs.net/bbs/nagasu
こちらにある書き込みの全てを、私は信じている訳では御座いません。
しかしながら煙の無いところに火は立たないという諺もあります。
長洲町のホームページにはかつて掲示板と言うものが存在しましたが、
数年前より突如閉鎖されています。
偶然にも発見することの出来たのが上記の掲示板です。

私達町民が何を言ったところで、財政再建への道は町長を含む役場職員に委ねられています。
私自身も今回の番組を観るまで、全く関心はありませんでした。
そんな町民は多かった筈です。
私達町民に責任が全く無かったとは思えないのです。

乱文で申し訳ありませんでした。
我が町の役場職員が、松浦様のような良識ある人間であるなら再建も出来るのではないかと思います。
【2008/04/25 Fri】 URL // 長洲町民です #FzSfaC1I [ 編集 ]

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Author:tmatsuura
松浦 年洋(まつうら としひろ)
パブリシヴァ マネージングディレクター
立教大学社会学部卒。1969年生まれ。豪州ボンド大学MBA(在籍中)
1993年船橋市役所入所。総務部職員課にて公益法人派遣制度の導入等に従事した後に厚生労働省(医政局指導課)出向。厚生労働省では、主に医療法人制度の見直しを始めとする医業経営改革に従事し、病院PFI、医療機関債の創設、病院会計準則の見直し等を経験。船橋市役所復帰後は、人事評価制度の見直し、お客様の声データベースの構築等を経て、船橋市が平成20年開院を目指し整備を進めている「船橋市立リハビリテーション病院」の運営企画業務を担当。平成19年4月より企画部企画調整課 副主査。

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