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日本の企業はとことんおかしいのではないかと思わざるを得ないことが多々あります。

例えば、実質的には一従業員でしかないにも関わらず、名ばかりの「管理職」として残業代を払わずに済まそうとする経営者。あるいは、雇用保険料や社会保険料を負担しようとしない経営者。

こうした企業に対する労働企業監督署の是正勧告によって、「ビジネスモデルを変えざるを得ない時代になった」としれっと言ってしまう経営者には、ほとほとあきれてしまいます。

なぜ、本来負担すべきコストを「ケチならければ」経営が成り立たないのでしょうか。

おそらくは、他の企業も同じことをしているから、同じことをしなければ競争には勝てないから、というエクスキューズが返ってくるのではないでしょうか。

これは開き直りに過ぎません。最後には、「潰れてもいいのか」と脅しをかけるのでしょうか。

コンプライアンス、という言葉が日本でも使われるようになって久しいように思いますが、いまだに「このくらいならいいだろう」とか「他の企業でもやっている」という観点から経営がなされているように思われてなりません。

こうした「不祥事」は、労働基準監督署の是正勧告によってしか解決されないのでしょうか。

労働基準監督署は、いわば労働問題に関する「警察」です。労働基準監督署に立入検査をされてはじめて改善するというのは、いったいどういうことでしょう。

刑事罰にはさまざまなものがありますが、まさに、こうした企業が行っていることは「故意」ある行為です。経営者個人が法を犯しているとして、逮捕、拘留、起訴、実刑判決、ということも十分にあり得ることです。

経営者のみなさん、「それは犯罪ではないですか?」

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松浦 年洋(まつうら としひろ)
パブリシヴァ マネージングディレクター
立教大学社会学部卒。1969年生まれ。豪州ボンド大学MBA(在籍中)
1993年船橋市役所入所。総務部職員課にて公益法人派遣制度の導入等に従事した後に厚生労働省(医政局指導課)出向。厚生労働省では、主に医療法人制度の見直しを始めとする医業経営改革に従事し、病院PFI、医療機関債の創設、病院会計準則の見直し等を経験。船橋市役所復帰後は、人事評価制度の見直し、お客様の声データベースの構築等を経て、船橋市が平成20年開院を目指し整備を進めている「船橋市立リハビリテーション病院」の運営企画業務を担当。平成19年4月より企画部企画調整課 副主査。

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